【出願書類】アメリカのコミュニティカレッジ出願用エッセイの書き方!使える例文大公開!
立ち位置がよくわからないエッセイ
「出願書類」、「志望理由」と聞くと、すごく大切な書類だと思うのですが、どうやらコミュニティカレッジは志願者のほぼ100パーセントが入学できる大学のため、たいして重要ではないというのが私の見解です。
とはいえ、適当に書いて落ちてしまっては時間も費用ももったいないので、割と真剣に書きました。英会話学校で働いていた強みを活かして、3人のネイティブチェックを受けています。そのうち一人はオーストラリアで高校教師をしており、大学の出願エッセイは得意分野だと言っていたので、(他人の力を借りて)結構自信作ができあがりました。
このエッセイの困ったところは、インターネットにサンプルが出回っていないということなんです。コミュニティカレッジを勧める記事やサイトはたくさんあるのに、エッセイの書き方については全然教えてくれないんですよね。出てくるのはアメリカの大学に提出するガチのエッセイの書き方くらいです。
そのため、私も自分が提出したものが「コミュニティカレッジに提出するエッセイ」として正しいのかはよくわかりませんが、私のエッセイを見て少しでもつかめるものがあればと思い記事にしようと思います。
形式について
大学時代に習った形式を基にしつつも、こだわりすぎず自由に書いてみることにしました。大学の授業等でエッセイや論文を書くときに今から紹介する形式をとると減点されますのでお気を付けください!
- 指定はなかったが名前は入れるべきだと思ったため左上に名前、それだけでは寂しいので日付も入れました。(普通は教授の名前とか書くので4行くらいあるところなので)その下にタイトルを真ん中に配置。
- 行間をダブルスペースに設定する。(私は文字量が多くなったためシングルスペースで出しましたが英文は基本ダブルスペースです。)
- 改行後は5文字分あける。(日本語でも段落が変わると1マスあけますよね。あれの英語版は半角5文字分です。)
実際の私のエッセイ
まず、San joaquin delta collegeのessayに与えられた題材ですが、
「あなたがこの大学に入りたい理由を、これまでの教育的背景と今後のゴールを含めて1ページのエッセイを書きなさい」
といったところですね。
「そのエッセイはあなたの英語力を表していなければならない」
ともあるのでネイティブチェックの依頼なんてしてはいけません。←
タイトルは?
そのまま「Reasons for applying to San Joaquin Delta College」にしました。個性ゼロの題名です。好きにパクってください。
書き出しは?
エッセイって書き出しが一番難しいですよね。ここが書けると案外スイスイ進んだりします。
「結論を先に」という英語エッセイの書き方に乗っ取り、先になぜこの大学に入りたいかを述べることにしました。
” My educational goal is to become well-informed regarding foreign culture and further developing my English language ability to bevome a cross-cultural English teacher in Japan. To achieve this goal, I wish to attend San Joaquin delta college."
お題に、Educational goalを書けとあったので、忘れないうちにと思い、いきなりぶち込んでますね。
「私の学びのゴールは、日本で文化的なことも理解した英語の先生になるために、外国の文化を学び、英語力をもっと向上させることです。そのために貴校に入学したいです。」
全てが真実でなくても大丈夫。私は正直、ものすごく英語教師になりたいとかはないのですが、当時の職(英会話学校スタッフ)とも関連しており一番書きやすいと思ったお題を選びました。
background? 経歴の書き方
Backgroundを書くように指示があったので、ちょっと唐突かなと思いつつ簡単な自己紹介のようなものを次のパラグラフでいれました。
私は四年生大学の英語科を卒業し、その後英会話学校で働いています。この内容がのちの理由付けのところにも関係してくるので必要なパートでした。
”I, (名前 名字), graduated from (大学名)in 2014. I majored in English and received a high school English teacher license. After graduation, i started working at (会社名) which is (どんな会社かの説明)”
「私、○○は、○○大学を卒業しました。英語を専攻し、高校英語教師の資格を取りました。卒業後は●●という会社で働き始めました。」
この辺りは、みなさん使える表現だとおもいます。
この後に、ワーホリに行っていたことや会社の中でどんな仕事を担当しているのかを書いています。”卒業”という言葉が2回出ていますが、graduatedとgraduationを使い同じ単語の繰り返しを避けているのは意識したいポイントです。
理由付け
よくある「The first reason why...」というやつです。先に日本語で考えましょう。今回はA4一枚でよいので2,3個考えるといいでしょう。私は3つ考えた結果、行間をダブルスペースにするとA4二枚になってしまったのでシングルスペースで提出することになりました。2つにしとけばよかった。。
1、英語力を伸ばしたいから
”The first reason for applying to (大学名) is that I want to improve my English ability."
やっぱり海外の大学に行く理由といえばこれですね。なぜそう思ったのか、そしてなぜその大学を選んだのかを考えてみましょう。
私は、
→なぜ英語力をのばしたいと思ったのか
”While working with students who are keen to study English, I was inspired and started feeling as though I wanted to improve my English as well."
「英会話学校で働き一生懸命英語を学ぶ生徒さんを見ているうちに、自分も英語力を伸ばしたいと思った」
→なぜこの大学なのか
"I found colleges in big cities like Los Angels that seems to have a lot of Japanese students. I could find many blogs about the coleges written by Japanese students ..... All the information about your college is written in English .... I think that this was a great chance to complete applications by myself in order to improve my English ability before entering college."
「LAのような大都市の大学には日本人生徒がいっぱいいは。いろんな情報が日本語で手に入るけど、この大学は、情報は日本人が少なくそういうのがないから全部英語で書かれていて、この手続きを自分ですること自体も勉強になると思ったから」
と展開しました。
2、いろんな国の人に会える
色んな文化を知っているスーパー英語教師になりたいと述べましたから、これも大切なポイントです。そして、Delta大学が売りにしていることの一つでもあります。大学のホームページを見てみましょう。留学生獲得に力を入れている学校であれば、”売り文句”が書かれているはずです。「それに惹かれました」とそのまま書けばいいのです!
”(大学名)has over 100 career and degree certificate programs and a rich diversity of 19,000 students who attend the college each semester. I believe learning at (大学名) would help me grow to be a resouceful and sociable teacher.
「この大学には100以上のコースがあり、19000名の生徒がいるので、この学校で学ぶことで多国籍の文化に精通した英語教師になる夢に近づけると信じています。」
ほぼ大学のホームページからそのままコピーしています。笑
コースの種類、生徒の人数の多さ、または少ないが故の行き届いたサポート、設備など大学が推している部分と自分が述べた目標とが重なる部分を探し、そこを理由にすれば、「この大学を選ぶ理由」を作れます。(本当の理由は立地と値段ですよね。わかります。)
3、環境面
日本人の少ない田舎の学校でいろんな国籍の人がいるであろう大学はアメリカ中にたくさんあるでしょう。その中でなぜデルタ大学なのか、最後の一押しは環境面です。
"The last reason is the environment. ...(大学名)is located in Stockton, which provide me a quiet environment in which to study on weekdays. Additionally, the international student program office offers ..... On the other hand, it is located near Stockton which will provide me a quiet enviroment ....Additionally, the inetrnational student proram office offers .... On the other hand, it is located nera San Francisco and sacramento which are excellent places to ... As such I will be able to balance study and weekend activities."
「最後の理由は環境面です。ストックトンにあり(田舎なので)静かだし、留学生オフィスは…のサービスを提供してくれるので勉強に集中できる。一方でサンフランシスコやサクラメントに近いから週末は遠出すれば色々楽しめる。勉強と遊びのバランスが取れる」
これでもう、条件に当てはまる大学はDelta大学しかないでしょう。理由付けができました。
まとめは?
英語のエッセイの締めは、第一パラグラフと同じようなことを言っておけばOKです。そこで一度結論を述べているので。
"For the reasons stated above I strongly believe (大学名)is the ideal place for me to achieve my goals of becoming a cross-cultural English teacher in Japan."
「上で述べた理由より、この大学が、スーパー英語教師になるという私の夢を叶えるのに最適な大学だと考えます」
これからエッセイを書く皆さんへ
コミュニティカレッジ入学を目指して、このホームページにたどり着いた皆様。
私のエッセイの中で、比較的いろんな人に当てはまりそうな文章や応用して使えそうなフレーズを中心に抜き出しました。もしあなたに必要なフレーズが見つかればご自由にお使いください(^^)
繰り返しますが、私もこの形式が正しいのかはわかりません。何の責任も取りません。通常の4年制大学の入試と違い、重要視されていないように感じましたが、後悔のないよう全力で頑張ってください!
情報が少ないなかで少しでもお役に立てれば幸いです。