サンフランシスコ空港で恐怖の別室送りにあってしまった話
さて、今日はサンフランシスコ空港で別室送りになった話をしたいと思います。。観光用のESTAの時のようにスムーズにはいかないと思っていたけど別室送りになるなんて。。結果無事に入国しておりますのでご安心ください!
飛行機は定刻通りにサンフランシスコ空港に到着し、8時半過ぎに飛行機を降りました。 エバー航空でしたがぐっすり寝られてとても良かったです!
トイレに行ってから税関に向かいます。ATMのような機械がたくさん並んでいるのですが、学生ビザ用のボタンがない!?
近くにいた職員に学生ビザできたことを告げると、機械でのチェックインは行わずに長い列の最後尾に案内されました。その後そこで1時間は待ちました。。
長旅の後のこの待ち時間は辛かったですね。。トイレは機内で済ませておいて、税関に直行すべきでした。でもWi-Fiが飛んでいたので携帯を使いながら待てました!
職員は3名。男1、男2、女です。観察していると女の職員が1番厳しそう。幸運にも、一番フレンドリーな男2の番にあたり、ジョークまで飛ばしてくれてあまり緊張せずにすみました(*^ω^*)
税「how are you?」
私「good, thank you.」
税「税関申告書は持ってる?」
私「はい、どうぞ。」
税「他に私に渡すものは?」
私「??、、あ、これですか?(I-20などの書類を渡す)」
税「ok 大学では何を勉強するの?」
私「英語力証明がないから英語コースから始めます」
税「そのあとは?」
私「半年しかないから英語コースだけになるとおもいます。そのあとは日本に帰ります。」
税「え?でもここに来年の12月までの1年半って書いてあるよ?」
私「え、本当だ。。でも1セメスターだけのつもりです」
税「そっか。じゃあ指紋をとるよ」
私「(え、スルーなの?!)はい。」
→理由がわかりました。ESLコースは3レベルに分かれているため、一番低いクラスに入った場合、3レベル=3セメスター=1年半になるので最長の1年半と表記されているようです。
税「食べ物持ってきたの?何持ってきた?」
私「ミソスープや出汁スープの素とか。お肉系はないです。」
税「東京ばな奈は?」
私「ないです。笑」
税「指紋がうまく取れなかったから別の部屋に案内します。あの人に着いて行って」
私「(え、別室送り?大丈夫かな、、)はい、ありがとうございました。」
「東京ばな奈」とか笑いを取りに来る超フレンドリーな方でした\(^o^)/みんなお土産で持ってくるのかな?ちなみに私は前回ESTAできた時にも指紋が機械でうまく取れず、対人カウンターに並んでいます。アメリカの機械と相性が悪いのかも(T-T)
近くで待機していたお姉さんにエスコートされ、別室に。
税関のすぐ近く、30秒くらいのところにあります。テレビと椅子だけがある部屋で20人くらいの人が座って待っていました。中には家族連れも。誰か1人が引っかかってしまった場合、連れも一緒に入れるようですね。別の場所でいつ来るかわからない人を待つのは辛いでしょうから、嬉しい配慮です。
部屋にはお手洗いが付いています。携帯は使用不可のサインがありましたがこっそり鞄の中で使ってる人もいましたね。
様子を見ていると、名前を呼ばれるとパスポートなどを渡されてそのまま出て行く人ばかりだったので、本当に疑われている人たちと言うよりは何かの原因でうまく手続きできなかった人たちの手続きをやり直す部屋のようでした。
たまに携帯の着信音がなってましたが、職員も声をかけるくらいで強制的に辞めさせたりはしません。本当に疑われているなら携帯の使用なんて許すわけがないので、”まだセーフな部屋”だったみたいです。でも英語がわからなくて書類を出し忘れていた男性はすっごい怒られていたので、怖いのは怖い。笑 少しでも関係あるかもしれない書類は全部ファイルにまとめて持ち込み荷物に入れましょう!英語がわからない場合は全て差し出せば選んでくれるでしょう。私はI-20の3ページ目(サインや個人情報などはなく規約っぽいのが印刷されているだけ)は要らないと思って提出書類の束から抜いていましたが、いるものだったようで危うく書類が足りなくなるところでした。とりあえず全部持ってきておいてよかった、、!
時計を見るともう22時半。疲れ果ててましたがが待ち続けていると、怖そうな職員に呼ばれました。日本名の発音が微妙なので聞き逃しそうなのですが、聞き逃すと2回目むっちゃ怒鳴られるので注意です!笑
質問されたのは、「where are you from?」くらいで、指紋取り直しもせず、パスポート等を返してくれました。税関申告書に食べ物を持っていると書いていたので「荷物を受け取ったあと食べ物の検査を受けてください。」とだけ言われ、ついに部屋を出ることができました!
スムーズに出国した人と比べて2時間くらい遅いので、どこに荷物を取りに行けば良いかわからなかったのですが、荷物は隅に寂しくまとめられているのが見えました(*´-`)夜中だったので人が全然おらずすぐ見つけられたのはラッキ。荷物のそばには職員もいたので簡単に見つけられると思います。
荷物をピックアップした後、次は持ち物検査に向かいます。もう誰もいないので待ち時間なし!
機械に通された3つのカバンのうち一番大きいスーツケースだけ開けて確認されました。機内持ち込みのカバンにはクラッカーと食べかけのチョコレート、小さい方の預け荷物には出汁が2本入っていたのですがスルーでした。(私も完璧に存在を忘れていました)
スーツケースを開け、「これはなに?」と聞かれるので「ミソスープです」とか「teaです」とか「fish based soupです」とか答えると数分でオッケーを貰えました。後ろの壁には各国の言葉で肉をあらわす言葉が一覧になった紙が貼られていましたが、あまり厳しくないのかなというのが感想です。後から来た人はラーメンを没収されていましたが、職員は優しくて終始和やかな対応でした。
飛行機を降りてから2時間半ヽ(;▽;)ノ
23時を過ぎて、やっと入国ゲートをくぐることができました。そんな時間に着陸する飛行機はないのか、入国ゲートの近くにはほとんど人がいませんでした。。
まとめると、
- 飛行機をおりたらなるべく早く税関に向かう
- I-20の期間は長い分には問題ない。
(ESLコースの人で思ってる期間と違う人は多分私と同じ理由)
- 別室送り=取り調べ、強制帰国ではないので落ち着こう
- サンフランシスコ空港の食品チェックは厳しくなさそうだった
- 入国まで、飛行機到着時間+1時間半は見ておいた方がよい
このあとはバスでサクラメントまで行きたかったのですが、あいにく翌日朝7時までバスはありません。
「日本時間的には今からお昼!飛行機でいっぱい寝たから大丈夫だ!」と言い聞かせて朝までダウンロードしていたNetflixのstranger thingsを見ながら過ごしました。wi-fiはありましたが場所によっては繋がりにくいです。コンセントは入国ゲートがあるフロアにも何個もあります。
サクラメントへの行き方、シティまで2.25ドルで行く方法は別の記事にまとめますので是非ご覧くださいー!