トラベル用裁縫セットだけでウェディングドレスのサイズ調節をする方法!
今回はアメリカで中古で購入したウェディングドレスのサイズ調節についてです。
こんな人にオススメ!
- フォトウェディング用に安価な既製品を購入した
- とりあえず一日乗り越えられればいい!
- 費用をかけずにウェディングドレスのサイズを合わせたい!
今回使ったのは、トラベル用の裁縫セット(1ドル)のみ!
あと靴下が1足犠牲になりました(´・ω・`)笑
今回購入したドレス
こちらです!
ちなみに値段は50ドル。中に履くパニエとブーケも付いていました!
50ドルでしかもサイズが大きいアメリカで好みのドレスを見つけられたのは奇跡に近いですね(*´ω`*)
こんなに安い理由は、個人購入の中古品だからです!
売主は700ドル払ったそう。。たった一日の数時間のために。。
でもウェディングドレスってそんなもんですよね。日本ではレンタルのために何十万も払ってるわけですから恐ろしい。。
しかも私の場合は結婚式ではなく、外でフォトウエディングをするためだけのドレスです。公園などを歩くとドレスの裾を引きずって汚れてしまうのは間違いないので、多少汚れていた方が気楽に動き回れます(^^)
サイズは2だと聞いていたのですが、いざ買ってタグをみたら4と書かれてました。。。笑
ちなみに私は、155センチ、40キロくらいのガリです。
バックサイドの編み上げをしっかり締めあげれば、ずり落ちたり脱げてしまうほどではないのですが、やっぱりもうちょっと安定感が欲しい感じ。。
せっかく50ドルと格安で手に入れたのに、専門業者に頼んでドレス代以上の代金を取られるなんて考えられません!!
自分でサイズ調整ができないかチャレンジしてみることにしました!
素人のサイズ調整方法1
まずは縫わずに調整する方法がないか考えました。
まず始めに思い浮かんだのが、中にズボンを履いてその上にウエスト部分を載せる方法。
パジャマにしている柔らかい素材のズボンのウェスト部分を何回か折ってストッパーになるように履いてみます。
ウェスト以下はふわふわしているドレスですから、ズボンを履いてもばれないんじゃないかなーと。
ずり落ちは多少マシになった気がしますが、ふわふわドレスで隠し切れないところにもこっとが出現してしまい、これが写真に残るのは嫌だなと思い、この案はボツになりました。
素人のサイズ調整法2
次の作戦は、タオルを入れる。
浴衣や着物を着るときにもタオルを挟むのでそのイメージで挟んでみましたが、ごわごわするし、胸との段差がなくなるし、一回りウエストが大きくなるしでいいことはありませんでした。
バストにだけ入れて胸を大きく見せたうえにサイズを合わせようという一石二鳥作戦も、結局ウエストを締めないと安定感が出ないので却下でした。
素人のサイズ調整法3
その場で思いついた応急処置は全部失敗。完敗です。。
ちょっと面倒だけど、素直にウエストを縫って調節することにしました。
まずは糸と針を買いに行くところからスタートです。笑
近くの1ドルショップでトラベル用の裁縫セットを購入しました。
見よう見まねでやってみようにも、まず挑戦している人がほとんどいない!
日本人でウェディングドレスを購入してしかも自分でサイズ調整した人なんてほとんどいないでしょうからねー。。
いつもこういうときはどなたかのブログを参考にさせてもらっているのですが、今回は手探りでやってみるしかないようです。このブログがいつか誰かの参考になればいいなー
表面には刺繍があるのでとりあえずひっくりかえして目についたところを縫ってみます。
白一色なのでわかりにくいですが、ウエストの中心部分の内側の生地を少しつまんで縫っています。これで3センチ×2の6センチくらいウエストが小さくなるはず。
続いて両サイド。
ふわふわしているタイプのドレスなのでこの辺りはふわふわにうまく隠れてくれるのではないかとおもい、ここもそれぞれ2センチくらい。
刺繍やスパンコールがついているので固い、、。右側が終わった後に、これ、もう一枚めくったところで縫えるんじゃないかと気づく。
裏地と表面の2枚重ねになっているのですが、両方を一緒に縫うから固くて縫いにくくなっていたみたいだったので、左側は表面のみを縫いました。めっちゃ楽でした。。
そうこういていると、やっぱバストにもちょっと詰めたいなと欲がでてくる。
でも切っていいタオルなんてない。
「生理用品を貼ったらどうだろう」
とか思ったのですが、着るときに旦那に手伝ってもらうので見られたら恥ずかしすぎると思いとどまりました。肌ざわりもいいし、いい考えな気もするけど。。笑
で、あたりを見渡しているうちに目に留まったのが
靴下。
「これならイケる」(イケるのか??)
足首までの長さの靴下なので二つ折りにして、ちょうどいい位置に縫い付けます。
ことが終わればまた靴下として復活できるように、仮縫い並みの適当さで縫っています。
素人のサイズ調整の結果
結果から言うと、イケた!!意外にも!!
これまでは後ろの編み上げ部分を締めあげているときもあまり締め付けられる感覚がなかったのですが、調整後は締められると「う”っ」ってなる感覚がありました(*'▽')
Before
目一杯締め上げていますが、締め上げが意味をなしておらず、肩甲骨より下に落ちている
↓
After
“締め上げ”が出来ており、肩甲骨が少し隠れる位置で止まっている
ずり落ちそうな不安定さも感じないし、靴下のおかげで胸も盛れてます!
ウェストはもう少し締められるかと思いましたが、やり直すのも面倒だし、動き回るので苦しくなるほど締めるのも辛いだろうと思い辞めました。
1ドルと靴下の犠牲だけでできたとは思えない完成度でとっても満足です(*´ω`*)
しかも写真を終われば、糸を切れば元通りになるので、再度売りに出すこともできます!
私のドレスは編み上げ方式なので自分のサイズピッタリに合わせる必要がないのとふわふわしている分粗さを隠せるという利点があったので比較的簡単だったかもしれません。
これがジッパータイプのマーメイドとかだったらもっと大変でしょう。今はやりのシンプルなドレスも薄い生地な分折り返したところが目だったりしてしまいそうですよね。
そういうタイプだったら、、ウエストの後ろに大き目のリボンを縫い付けて「魅せるサイズ調整」にするとか??
素人が縫い目をほどいて再調整するのは危険ですもんね、、
何はともあれ、無事にサイズ調整が完了しましたー!
プレ花嫁の皆さんのお役に立ちますように(^^)/